ミニ株銘柄選びのために損益計算書が役立ちますが、損益計算書と同じ財務諸表の一つである貸借対照表も同時に利用したいところですね。
貸借対照表とは一定時点における企業の財政状態を示す一覧表のことです。つまり、会社の全体像を示しているものといえますね。
この貸借対照表は左の借方にある「資産の部」と、右の貸方にある「負債・資本の部」の2つにわかれます。そして、企業として活動している以上この2つの数値は必ず一致するようになっています。
各項目は損益計算書以上にかなり細かいですが、ミニ株の銘柄選びとして抑えて置けばいいのは「資産」「負債」「資本」「流動資産」「流動負債」の値です。
「流動資産」というのは預金といった現金化しやすい資産のことです。流動負債とは短期間のうちに支払期限が到来する負債のことです。
では、これらの数値をどう使えばミニ株の銘柄選びに役立つのかですが、まず一つのやり方としては「資本比率」をチェックするやり方です。計算の仕方は以下のとおりです
資本比率=資産の合計÷資本の合計
この資本比率が高ければ高いほど資本依存度が高いことを示します。当然高ければ高いほどいい会社です。目安としては製造業なら30%以上、銀行ならば3%以上はほしいですね。
もう一つは、「流動比率」をチェックするやり方です。計算式は以下のとおりです。
流動比率=流動資産÷流動負債
この比率が高ければ高いほど、会社は資産を現金化して負債を返済できる能力が高いといえます。目安としては150%以上あれば流動比率は良好といえるでしょう。逆に下回るようだと会社の返済能力に問題ありといえると思います。
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